師走を迎え、本年もたくさんの感謝や反省をして振り返る時期となりました。
この一年を思い返しますと、コロナ禍の影響が続き、
弊社におきましても事業転換を迫られる局面が多くありました。
自らの意思決定が正しいかを確認するために、様々なセミナーや勉強会を受講し、
たくさんの本を読み、先輩の皆様のお話を聞かせていただくなどをして、
一歩一歩足元を確かめながら前進してきたように思います。
具体的には、ブランディング事業の強化、若手経営者育成セミナー(Rebra塾)の開始、
補助金申請支援事業の本格化、不採算事業からの撤退等を進めてまいりました。

弊社は主力事業にブランディングを掲げて5年が経過しました。
弊社が考えるブランディングは、企業の存在意義を決めることが出発点です。
11月29日の日本経済新聞の朝刊に、「御社の存在意義は何ですか?」という見出しが
一面に大きく書かれました。
若者が職場を選ぶ基準が、利益を過度に追い株主に報いる経営姿勢から、
社会への貢献や存在意義に変化してきているという内容です。
米経営者団体のビジネス・ラウンドテーブルが2019年に、「パーパスの再定義」を呼びかけ、
このパーパス(Purpose)が「企業の存在意義」を意味すると言われています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF23B0F0T20C21A8000000/(有料記事です)
この記事で、弊社の掲げるブランディングが、
コロナ下で転換が求められる企業経営の根幹であることを再認識できました。
皆様も、経営のキーワードとなりつつある「社会での存在意義」を作りませんか?

本年も大変お世話になりまして、心より御礼申し上げます。
時節柄、お身体にはお気をつけて、よき新年をお迎えください。
一年間の感謝の気持ちを込めまして、年末のご挨拶とさせていただきます。