こんにちは! 満開経営応援R&Dコンサルタントの櫻田登紀子です。

最後の更新から4か月も経ってしまいました(涙)。この4か月間、本当に色々なことがありましたが、元気にしています!

皆様、お元気でいらっしゃいますか。

今回は、企業とマーケティング活動についてはお伝えしたいと思います。

20世紀初頭に、アメリカではじめて「マーケティング」という言葉が誕生しました。18世紀半ばから19世紀にかけて起きた産業革命のあと、広大なアメリカ大陸に鉄道などの物流網が敷かれました。物流は大量生産・大量消費の一大市場をもたらし、商品をいかに効率よく、大量に、速やかに、廉価に供給するかを考える物流が発達します。やがて、市場が成熟し、供給が過剰となると、さらなる需要の創造や販売拡大を目的とした戦略が必要とされました。そして、いかに市場を分析し、選択し、どう対応するかという、現代のマーケティングにつながる基本概念が構築されたのです。

つまり、「需要>供給」だった頃は、商品を作れば売れる時代でしたのでマーケティングという概念は必要なかったのですが、「需要<供給」という現代は、商品開発や企業経営にマーケティングという概念が必要になってきたのですね。

アメリカ・マーケティング協会(AMA:American Marketing Association)のマーケティング定義(2007年改訂)では、「マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって、価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである」とされています。米ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の経営学者、フィリップ・コトラー教授は「マーケティングの目的は販売を不要にすることである」と定義しました。この他にも、マーケティングを表す定義は数多くあり、時代によって変化しています。

現在では、マーケティングの基本である4P・4Cのマーケティングミックスをはじめ、SWOT分析、STPアプローチなど、様々な手法が活用されています。

次回は、マーケティングの基礎ミニ知識についてお伝えしたいと思います。

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