こんにちは! 満開経営応援R&Dコンサルタントの櫻田登紀子です。

前回ブログを更新してから、また4か月近く経過してしまいました(涙) 今年はあっという間に桜が満開を迎え、あっという間に散ってしまいましたね。

私はお花見が大好きなのですが、今年は見頃があまりにも短かったため、その時間もありませんでした。

お元気でいらっしゃいますか?

さて、今回からブランドについてお伝えしていきたいと思います。

(1)ブランドの歴史
ブランドといえば何を思い浮かべますか? グッチやカルチェ、ソニーやIBM、トヨタやホンダ。誰にでも、一つか二つは、好きなブランドや、すぐに思い浮かべることができるブランドがあると思います。何かの商品を買おうとするとき、同じ性能で同じ価格だとすれば、ブランドイメージがよいものを選択するのではないでしょうか。むしろ、好きなブランドであれば多少値段が高くても買おうとする人も多いでしょう。
私たちは、ブランドの名前やシンボルマークを手がかりに、企業や商品を評価することがあります。学校を選ぶときや、就職するときも同じです。ほとんどの学生は、その企業の詳細な活動や財務内容を見ることなく企業を選択することが多いと思います。

「ブランド(brand)」の語源は、家畜などに押した「焼き印(burn)」と言われています。昔、農家では自分の牛を、他の牛と識別するために熱く焼いた鉄印を押しました。「ブランド」とは、生産者を識別し、他の生産者の製品と区別するための手段として用いられてきました。
しかし、現在の「ブランド」は、単に所有権を示したり、生産者を識別するためのものだけでなく、競合と差別化し、上述のように消費者の購買決定に影響を与えることを意図するものへと発展しました。

現代では、流通の発展やインターネットの普及などにより、消費者の購買時の選択肢は飛躍的に発展しました。一方で、購買決定までの情報も増大し、購買決定に至る未だの判断も難しくなっています。そのために、消費者は、その「ブランド」が信頼できるものであるか、他と違うものなのかどうかで購買決定する傾向が強まりました。このため、ブランドの重要性はますます高まってきたと言えます。

(2)ブランドの定義
一般社団法人ブランド・マネージャー認定協会による「消費者・顧客から見た『ブランド』の定義」によると、「ある特定の商品やサービスが消費者・顧客によって識別されているとき、その商品やサービスを『ブランド』と呼ぶ」とあります。
有名、無名、品質が高い、低い、に関わらず、消費者・顧客が特定の商品・サービスとして識別できることが、「ブランド」である否かの最低要件です。

続きは次回に。

次回の更新時は、ホームページの内容を刷新していると思います(予定です)。お楽しみに♪

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