こんにちは! 満開経営応援R&Dコンサルタントの櫻田登紀子です。

遅くなりましたが新年のご挨拶を申し上げます。今年のお正月は全国的に好天に恵まれましたね。私は1/4から初出張でご縁に恵まれた幸先の良い年始となりました。

さて、今回もマーケティングのミニ知識についてお伝えしたいと思います。キホンのキですが、知っていることとできることは違いますので、お仕事に活用できるよう、しっかりと身に着けてくださいね。

顧客との関係を創造し、維持する。これは、企業が新たな事業を生み出したり、持続していこうとすれば、避けて通ることができない課題です。
マーケティングとは、企業が総合的に取り組む経営上の重要課題です。マーケティングの目的は、顧客に対する価値を創造し提供することにより、関係を作り上げ維持することです。マーケティングでは、この目的を実現するために複数の活動を総合的に展開します。
マーケティングの多種多様な手法と活動は、「Product(製品戦略)」「Price(価格戦略)」「Place(流通戦略)」「Promotion(販売促進戦略)」の4つの戦略から成り立つ体系と捉えることができます。これをマーケティングミックスと言います。この「4P」のフレームワークは、現代のマーケティングの基礎となる概念となっています。以下では、「4P」の基本的な内容について確認していきましょう。

① Product(製品戦略)
製品は、消費者が対価を支払い購入しようとする直接的な対象です。この購入の対象が無形物である場合には、「製品」ではなく「サービス」と呼ばれます。企業活動において、製品こそがまさに価値を生み出すものです。マーケティングでは、この製品を、製品そのものだけではなく、付随するサービスなども含めたものを製品として捉えます。顧客が求めているものは、製品そのものだけでなく、品質、ブランド、パッケージ、接客、アフターフォロー等の付随機能も含まれるからです。

② Price(価格戦略)
価格は企業収益を大きく左右するものであり、製品やサービスの価値を示す重要な価値を果たします。企業は需要の動向と利益確保のバランスをとりながら、製造コスト、カスタマーバリュー、競争環境に留意して戦略的に価格決定を行うことが重要です。

③ Place(流通戦略)
マーケティングには流通戦略も欠かせません。いかに価値ある製品・サービスであっても、流通していなければ、消費者に購買されることはありません。消費者一人ひとりにとって日常的な行動範囲は限定されています。消費者は、アクセス可能な店舗に並んでいる製品・サービスに購買を制約されます。こうした問題に対応しながら、企業は、製品の特性、顧客の特性、競合環境などを総合的に考慮に入れて、最適な流通チャネルを選択し、構築する必要があります。

④ Promotion(販売促進戦略)
マーケティングには流通戦略も欠かせません。いかに価値ある製品・サービスであっても、流通していなければ、消費者に購買されることはありません。消費者一人ひとりにとって日常的な行動範囲は限定されています。消費者は、アクセス可能な店舗に並んでいる製品・サービスに購買を制約されます。こうした問題に対応しながら、企業は、製品の特性、顧客の特性、競合環境などを総合的に考慮に入れて、最適な流通チャネルを選択し、構築する必要があります。

それでは本年もよろしくお願い申し上げます。

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