関東は梅雨が明け、各地とも、統計以来最も早い梅雨明けとのこと。
今日は猛烈な暑さです。関東の電力不足も心配ですが、多くの人が熱中症になりませんよう願うばかりです。

さて昨日まで石垣島へ二泊三日の旅に出ていました。
ある研究会の合宿で、昨年の10月から予定していたものです。
忌中に沖縄に行くのは少々気が引けましたが、沖縄はコロナ禍以降、旅行の予約をしても
感染拡大を考慮して2度断念しているため、この機会を逃したくないと思い、
4年ぶりとなった沖縄への旅の意思決定をしました。

じつは石垣島へは累計10回以上訪れており、若い頃は波照間島に移住したいという儚い夢を思い描いていました。
3度目のキャンセルをしたら、これで石垣島との縁が切れてしまうような気がしたのです。

旅は楽しいレジャーが沢山あり、青い海や空を満喫できましたが、
いくつかの講和を聞き、学ぶ機会も充実していました。
なかでも石垣市長の中山義隆氏のお話は大変印象的でした。
尖閣諸島の歴史については、どなたでも何となく理解されていると思いますが、
その実態について生々しいお話を伺うことで、他人事と思っていてはいけないことに気づかされました。

たとえば台湾で有事が起きた場合のお話がありました。
台湾と石垣島との距離は凡そ300Kmあまりです。
住まいの横浜と実家の愛知県豊田市との距離が350Kmほどですので、とても近いですよね。
仮に台湾で有事が起きた場合、台湾の人口2300万人の1%の23万人が、人口5万人の石垣市へ避難してくると想定すると、
様々な意味で大きな混乱が予想されます。
ウクライナで起きている現実を見れば、日本にも間近に迫っている問題ではないでしょうか。

概要につきましては石垣市のパンフレットがありますので、お読みいただければ幸いです。
senkaku(japanese)

その講和の中で知りましたが、東京の虎ノ門に「領土・主権展示館」があるそうです。
https://www.cas.go.jp/jp/ryodo/tenjikan/index.html
近い内に訪れたいと思います。

最後に那覇から石垣島に向かう途中の島を掲載します。

今年は猛暑となりますので、体調管理にお気をつけてください。