今日は9月の最終日です。
9月は水泳再開が目標の一つでしたが達成できませんでした。
夏バテといいますか、秋バテといいますか、ともかくバテてしまいました。。

反省点が多かった9月でしたが、良かったことも沢山ありました。
特に、年に一度の人間ドックで全ての数値が標準内で異常なしだったことに
最も感謝したいと思います。
10月に向け前向きに前進したいと思います。
そして10月こそは水泳を再開します。

今週は、起業者向けのブランディングセミナー実践編に登壇させていただきました。
非常に活発な質問がありましたが、その中で「なるほど」と思ったのは、
「自分がペルソナでも良いのですか?」というご質問。
最初は意味が分からなかったのですが、司会の方が、
「おそらく、ご自身が困っていることを事業にしたいという意味だと思います」
と補足してくださったので、ご質問の意味を理解し、以下のようにお答えしました。
自分がペルソナであっても間違いではありません。
ただ、ペルソナは日本に1人あるいは世界に1人という人物では事業になりません。
日本あるいは世界にペルソナのような人が沢山存在することが前提です。

この起業者向けブランディングセミナーを基礎編と実践編に登壇させていただき、
もう一つ感じたこと。それは、同業者の受講が極めて多いことです。
経済用語にフリーライダー(英: free rider)というものがあります。
これは、公共財のように非排除性があるサービスについて、
対価(供給のための費用)を支払わないで便益を享受する者 という意味です。
つまり、たとえば生活困窮者のために公園などで配給されているお弁当や炊き出しを
会社員など生活に困っていないのに受け取る人がいます。
同じイメージだと考えてください。
起業者向けに特別に無料で提供しているコンテンツを
起業者ではない人、ひいては同業者が無料で知識・ノウハウを得ることは、
フリーライダー、つまりただ乗りです。

インターネットで、どのような情報も無料で得られるようになったせいか、
著作権が軽く扱われるようになったのが残念だと思う今日この頃です。
弊社が研修などで提供したテキストを再利用して研修を内製化するのも
著作権侵害ですが、これを行っている企業もみられます。

今後は対策をしなければならないと感じています。