土曜日の朝にブログを書いています。
先週末に広島へ家族旅行をしました。
仕事では何回も訪れていますが、観光をしたことがありませんでした。
平和記念資料館、安芸の宮島という広島観光の王道を体験しました。

じつは主人の誕生日祝いを兼ねた旅行だったところ、
帰りの飛行機の着陸前に、CAさんから主人に手書きの誕生日メッセージとイラストが描かれたカードと
綺麗にラッピングされたハンカチがプレゼントされました。
サプライズに主人は喜んでいました。

ファーストクラスやクラスJだったわけではありません。
ただ、ボーイング737という比較的小さい飛行機でしたので、
こうしたきめ細かい対応ができたのかもしれないと思いました。
これがエアバスのような飛行機だったら何人ものお誕生日の人がいらしたでしょうから
このようなサプライズはできなかったでしょう。

また、この飛行機の機長が
「この飛行機は時折揺れることが予想されます。
お尻が1センチくらい浮くかもしれませんのでシートベルトをしっかりと締めてください」
とアナウンスがありました。
私は恐ろしくなり片時もシートベルトをゆるめませんでしたが、
飛行機は一度も揺れることなく安全に羽田空港に到着しました。
この「お尻が1センチくらい浮くかもしれません」の機長のジョーク(?)に騙されたわけですが、
強制することなくシートベルトを締めていただく工夫が素晴らしいなと思いました。

4年前に、出雲から隠岐へ小さいプロペラ機で移動した際には、
CAさんの手書きの地図(コピー)が配られました。
コロナ禍もあり、CAさんたちが知恵をだしたのだなと思いました。

出雲から隠岐へのプロペラ機はテンションが上がりますが、
広島からの帰りがボーイング737だった時は正直がっかりしました(笑)
でもCAさんのマニュアルにないおもてなしと機長のアナウンスで思い出に残る旅となりました。

店舗を持つビジネスにおいても、立地や競合の関係でお客様の来店が十分でない場合は、
こうした思いやりに溢れたサービスが功を奏するのかもしれませんね。