土曜日の朝にブログを書いています。
早いもので12月となり気ぜわしくなりましたね。

今週は、私が理事を拝命している西武信用金庫主催の地域未来シンポジウムに参加しました。
テーマは人口減少が続く日本で、今を生きる私たちが、何を未来につなげていくかといった内容です。
国連が、2025年を国際協同組合年に制定したことを記念して開催されました。
ウィキペディアによると、「信用金庫」とは、
「地域の中小企業・住民等が利用者・会員(出資者)となり地域の繁栄を図る、相互扶助の理念に基づく協同組織の金融機関である」とあります。
AIによると、そのルーツは19世紀イギリスの協同組合運動や、江戸時代の二宮尊徳による相互扶助の仕組み「五常講」に行き着くとされています。

シンポジウムのパネルディスカッションでは、会場の参加者も交え「協同とは」について様々な意見が交わされました。
その中で、私が最もフィットしたのは「エシカル」「サステナブル」という言葉です。
つまり、人口減少の日本において大切なことは、目先の利益を求める競争ではなく、
長期的に社会のためになる協同(共創)なのではないかと思いました。
もちろん生きていくために目前の利益も必要ですが、
自分が持っているもの(お金や時間)を少しだけでも他者に分けてあげること、
つまり助け合うことで、人口減少を乗り越える日本ならではのイノベーションが起きるのではないかと感じられました。

このシンポジウムの他にも、ドネーションの落語会を開催された経営者様、
日本の自給力を向上させるという大義を持ち奮闘をされている経営者様、
日本の出生率を向上させるという大義を持ち起業を考えている未来の経営者様、
勉強会などで学ぶ機会を無報酬で提供してくださる多くの皆様、等々、
周囲に協同(共創)の気持ちがあふれていることを実感いたしました。