土曜日の午後にブログを書いています。

今週は女性の総理大臣が誕生しましたね。
「女性の」と冠される総理大臣の誕生は、感覚的ですが、もっと早く訪れると思っていました。
「ようやく」という気持ちがあるものの、社会が大きく転換していく期待感があります。

「クリティカルマス」と言う言葉があります。
これは、ある物事が急速に普及・定着するための分岐点となる「必要最低限の普及規模」のことで、
マーケティングでは、市場の約16%の普及率を指すことが多いと言われます。
組織における意思決定に変化をもたらすために必要な、特定の属性のメンバーが一定割合に達した状態を指すこともあり、
その割合が30%を超えると変革が起きると言われます。

東京都の女性議員の割合は2025年6月に37.8%、
東京都の女性区長の割合は30%を超えているというデータもあります。
いまは「女性の」と冠され区別されることはなく、それぞれの政策や価値観で認められているのではないでしょうか。
これは、小池百合子氏が2016年に東京都で女性初の都知事になったことが少なからず影響していると思います。

同様に国政の世界も10年後に大きく変わっていると思いますし、
女性の総理大臣を見ながら育った子供たちが大人になった将来、
大きな変革がなされているのではないかと期待されます。

さて来週もまた出張が続きますが、元気にがんばります。