金曜日にメルマガを書いています。
今週は少し骨の折れる仕事が続いたため、ブログで骨休めしています。
私は本を読むことや文章を書くことが習慣化しているので、
骨休めに本を読んだり文章を書いたりすることができるのが少ない特技です(笑)
先日、あるコンサルティングのお引き合いをいただき、
お相手の状況や工数などを鑑みて、少し良心的な価格で御見積りしたところ
当日に決まったということがありました。
この件で思い出したことが2つ。
1つは、「金の斧」というイソップ寓話で、正直者の木こりが川の女神から金の斧を与えられるというもの。
そのことを知り欲張った木こりは自分の斧も失うことになったお話です。
コンサルティングの見積りは、形のないサービスであるがゆえに見積りについては毎回非常に悩みますが、
相手の立場に立てた時、つまり正直で真面目な気持ちで提案した価格は受け入れられるような気がします。
2つは、創業時の京セラが、日進月歩で技術が変化するなか、
親会社からの厳しい値下げ要求に耐え、売価還元方式を貫き生産性を高めたおかげで、
世界中の競合に負けないほどの製品を作り上げたこと。
AIが世の中を大きく変えようとしているなかで、弊社も今まで通りのやり方で、
今まで通りの価格では生き残っていけないのではないかということです。
明後日から今年最後の出張があります。
荷物に文庫本を3冊詰めて、行ってまいります。





